十和田のまちなかの様々なまちネタを取材する、まちネタ部。
先日、十和田つり飾り愛好会の展示がおこなわれると聞き、行ってまいりました。
◾︎十和田つり飾り愛好会作品展
6月6日(金)~6月9日(月)
午前10時~午後4時
会場 道の駅 とわだ 匠工房
第二会場 WA楽
まずは第一会場の匠工房へ。
入り口に素敵なつり飾りが展示されていました。
会員のみなさまの力作が飾られています。
中に入ると、たくさんのつり飾りが飾られていました。
色鮮やかなちりめんで作られた多くのつり飾りが並ぶ様子は壮観です。
たくさんの、可愛らしいつり飾り。
この日も多くの来場者の方が、つり飾りを見に訪れていました。
会場では愛好会代表の松坂つやさんと、吉田ことさんにお話をお伺いさせていただきました。
つり飾り愛好会では年に一回、6月の第一週に展示会を開催され、今年でなんと10周年!メンバーは30人くらいで、今回の展示は、つり飾り愛好会のみなさんが木・金曜日の教室で一年かけてつくったものを発表されていました。
つり飾り愛好会では、つり飾り制作一年目のひとは一連、二年生は二連をつくる、というように、経験年数でより複雑な作品に挑戦されています。
初心者はウサギなどの布小物ひとつをつくることからはじめるそうです。
日本では三大つるし雛に、山形の笠福・静岡の稲取、九州のさげもんがあります。
松坂さんは手芸がもともと好きで、昔テレビでつり飾りを見て興味を持ち、山形まで足を運ぶほどつり飾りの魅力に魅せられたそうです。これまで多数の布を使った作品を作られており、現在も活躍されています。
次に、第二会場の「ギャラリー&布カフェ WA楽さん」へ足を運びました。
こちらにもつり飾りがたくさん。
つり飾りでつられているちりめんの小物には、それぞれに意味があるとおしえていただきました。
丸く収まるように丸いものをつけたり、赤ちゃんの成長願ったり。犬はお産を表しているそうです。
下駄は、はやく大きくなって下駄がはけるように。
大根は、食べ物に困らないように。唐辛子など赤いものは魔除けの意味があるそうです。
つり飾りは、成長祝い、縁起もの、親の願いなどが込められた、素敵な布飾りでした。
次回はこちらのWA楽さんにスポットを当て、詳しくご紹介したいと思います。続く!!